進捗率が新しくなります|WBSガントチャート for JIRA(進捗管理ツール)

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網野 勉Tsutomu Amino

網野 勉

はじめまして!

これまでチケットの進捗率は値の入力のみでした。

そのため…

  • 課題のステータスと進捗率が連動しない
  • 他に進捗率を管理する項目が存在し、入力が二度手間になる

…といった問題がありました。

そこで、進捗率を使いやすくするため、カスタマイズ可能にします。

時間管理では、最初に初期見積を行い、作業実績を入力していきます。
最終的に残余見積が0になると、その課題は完了したことと見なすことができます。

(初期見積 - 残余見積) ÷ 初期見積 × 100

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もうひとつは指定フィールドによる自動計算です。
例えば…

  • 実装の場合、実装済み機能数 ÷ 全機能数 × 100
  • テストの場合、実施済みテストケース数 ÷ 全テストケース数 × 100
  • ドキュメント作成の場合、作成済みドキュメント数 ÷ 全ドキュメント数 × 100

…で進捗率を管理している場合も多いと思います。
これを実現するため、分子と分母にあたるカスタムフィールドを指定することで、自動計算します。

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また、既存の指定フィールドに進捗率を保持する場合も、チケットのステータスと進捗率を連動させる機能を導入します。
具体的には…

  • 解決済みにすると、進捗率を100%にする
  • 再オープンすると、 進捗率を0%にする

これらの進捗率の設定は、計画やベースラインと同様に各課題タイプごとに設定が可能です。
「開発は時間管理で管理したいけど、テストは全テストケース数と実施テストケース数で管理したい」という具合に棲み分けを行うことができます。

それでは、ごきげんよう!