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熊井 亮輔Ryosuke Kumai
はじめまして!
Expiry Notification for JIRAの開発を担当している熊井です。
このブログでは、リックソフト社が新たにMarketplaceに公開したExpiry Notification for JIRA というプラグインを紹介します。
JIRAのユーザー管理にCrowdのInternal Directoryを利用している場合にユーザーへパスワード期限切れを通知するプラグインです。
まずは、本プラグインを公開することになった経緯から説明します。
ユーザー管理にCrowdのInternal Directoryを利用している場合は、ユーザーのパスワード有効期限を設定できますが、パスワードの有効期限が切れて、JIRAにログインした場合、”ユーザー名とパスワードが間違っています。もう一度やり直してください。” というエラーメッセージだけが表示されます。
このメッセージが困りもので、弊社内でも、パスワードの有効期限がわからず、何度も繰り返しログインを試みて、最終的には管理者へ問合せがくる結果となり、弊社の管理者にとっても毎回、煩わしい思いをしていました。
そこで、リックソフト社内では、パスワードの有効期限が切れる前と切れた後に、そのユーザーに対してメールを通知するプラグインを開発して利用することで、このような問題を解消しています。
今回は、このような問題に悩んでいるJIRA管理者のために、このプラグインをMarketplaceで公開することになりました。
本プラグインでは、以下のような機能を提供しています。
- 1.パスワードの有効期限切れの前後に通知できる。(メール送信の前後日数の指定)
- 2.通知メールを送信するタイミングを決められる。(メール送信の時刻の指定)
- 3.通知メール本文をカスタマイズできる。(通知される本文の編集)
このプラグインでは通知メール本文をカスタマイズすることができますので、通知メール本文にパスワードリセットのURLをに入れておけば、メールを受け取ったユーザーは簡単にパスワードをリセットすることができます。
通知メール本文には予め英語(日本語でなくすみません)でメッセージが登録されていて、JIRAの画面からパスワードをリセットする場合のURLとなっています。
Crowdの画面から直接パスワードをリセットをする運用をしている場合は、必要に応じて変更してください。
このプラグインで少しでもJIRA管理者の不満が解消できれば幸いです、 まずは、30日間のお試し版を利用してみてください。