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網野 勉Tsutomu Amino
こんにちは!
WBSガントチャート for JIRAの開発を担当している網野です。
5月31日(火)にヒューリックホールで行われるAgile Japan 2016のセッションに登壇します。
「自社プロダクト開発現場でのアジャイルなプロジェクト運営記録」というセッションで、WBSガントチャート for JIRAの開発秘話をお話しする予定です。
詳しくはこちらのリリースをご覧ください。
Agile Japan 2016ではこの他にもさまざまなセッションがありますので、ご興味がある方はぜひお越しください。
それでは、WBSガントチャート for JIRA 8.4.0のリリース内容についてご紹介します。
四半期、年単位の表示が可能に
みなさん、どのくらいの長さのプロジェクトを計画・管理していますか?
WBSガントチャート for JIRAのガントチャート部分では最大で1年間しか表示をできないため、1年を超えるプロジェクトを計画・管理している方にはご不便をおかけしていました。
そこで、1年以上のプロジェクトが表示できるように、表示期間に「四半期単位」と「年単位」を追加しました。
「四半期単位」では5年間、「年単位」では25年間のガントチャートが表示可能ですので、どんなに長いプロジェクトでも表示できると思います。


また、「日単位」の表示単位を追加しました。
中身はこれまでの「週単位」と一緒で、「週単位」が文字通り週単位での表示になりました。
これまで単位の考え方がバラバラでしたので、これで分かりやすくなったと思います。


今日日付にジャンプ
前後のスケジュールを確認するため、表示期間を前後させていると、今日日付が隠れてしまう場合があります。
再び今日日付を表示するには、同じように表示期間を前後させないといけません。
これがなかなか不便でした。
そこで、簡単な操作で今日日付に飛べる機能を追加しました。
ガントチャート上に表示される今日日付を表すマークのボタンをクリックすると、今日日付に飛びます。
手前味噌ですが、簡単ですね。


Issue Editor for JIRAにもジャンプ
リックソフトではWBSガントチャート for JIRAの他に、JIRA課題をExcelのような感覚でまとめて編集できるIssue Editor for JIRAというアドオンを販売しています。
この二つのアドオンは別々のものですが、今回Issue Editor for JIRAに飛べる機能を用意しました。
Issue Editor for JIRAに飛ぶには、今日日付にジャンプする機能と同様、ボタンをクリックするだけです。


表示されたIssue Editor for JIRAには、WBSガントチャート for JIRAで使用していたフィルターに従って抽出された課題が表示されます。
ただし、WBSガントチャート for JIRA独自で行っている絞り込み(チケット設定にない課題タイプの除外やチケットテンプレートに関する制限など)は行いません。
それぞれのアドオンを上手に使って、快適なJIRA生活?を送ってください。
使ってみよう!
スクリーンショットを見てお気づきのとおり、操作バーのボタンをボタンらしくしてみました。
この他にもバグを直していますので、ぜひお使いください。
それでは、ごきげんよう!