Author
渡辺 裕美Hiromi Watanabe
はじめに
この記事は、Atlassian User Group Tokyo Advent Calendar 2016 18日目の記事です。
こんにちは。国内マーケティング担当の渡辺です。 忘年会の季節ですね。楽しすぎても、飲み過ぎには気を付けましょう!っと私に言われてもっという声が聞こえてきそうですが、気を取り直してすすめます。
効率の良いWEBサイト運営をするためにhtmlコードの管理からはじめてみよう。
非技術者の私が、WEBサイト管理にBitbucketを使い始めました。
今日はどのような経緯で?どのように使っているか?をご紹介しようと思います。
兼ねてより、WEBサイト管理にBitbucketを使うと便利だと勧められていたのですが、敬遠しておりました。
そうこうしてるうちに、1人で管理していたWebサイトをチームでやることになりました。
そこでまずJIRAを導入し、ページ作成、修正などを課題で依頼することにしました。進捗はかんばんボードを使います。
最初は、各々ローカルにHTMLファイルを持ち、修正が発生すると、まずテスト環境からファイルをダウンロードし、修正し、またテスト環境にアップする。
そして、テスト環境で関係部署に確認をもらって私が本番環境に公開という手順ですすめていました。
ところが、修正時のローカルにダウンロードするタイミングによって、チームメンバーの別の箇所の修正によって、自分の修正した箇所が元に戻ってしまう、上書きされてしまう。というような現象が頻繁にでるようになりました。ローカルにファイルがあるので再修正はできるのですが、これは効率的ではありません。
はい、そこでBitbucketの登場です。
ついに私も重い腰を上げざるを得ない時が。。。
初期設定
- SourceTreeをインストール
- Bitbucketからファイルを取得
ファイル修正の手順
- 課題を作成
- ファイルを修正して、Bitbucket にPush(SourceTreeでコミットする時にコメントを入れておくと、JIRAと連携します。)
- Webブラウザーで動作確認
とてもシンプルに使えて驚きました。
コンフリクトしていると、SourceTreeがエラーを知らせてくれます。
私の最初の挫折ポイント
以前に使おうと思った時は、1人で使っていたにもかかわらずこのコンフリクトエラーが多発し、1人でやってるのになんでエラーがでるの?といじられ挫折。。。 プルしたり、しなかったりなのが原因でしょうか。なんとなくでやらずにちゃんと手順にそってやりましょう。当たり前ですね。笑
導入効果
- 修正した箇所が他人によって上書きされるようなことがなくなりました。
- 「いつ」「誰が」ソースを変更したのか履歴がわかります。
- 公開までの期間がスピーディーにスムーズになりました。
更によかったこと
- プッシュ時に、修正箇所を再度確認でき、修正間違いを減らすことができました。
- 本番環境への公開に待てがかかって、他の作業をしてると、OKがでて公開しようとしても、修正したのはどのファイルとどの画像とあとどれだっけ?なんて記憶を遡ったりしてたのですが、履歴があるのですぐ見つけられますし、課題をすぐ開けるので、内容も再確認できます。
良いことづくしです。とても便利です。
と言うと、このツールを兼ねてから勧めてくれた人に「だから早く使えばって言ったのに!」と言われてしまいます。はい。その通り。なんもいえねー。みたいな。笑
まとめ
結果、手戻りがなくなり、とても便利で効率的に仕事ができるようになりました。
「またあの人が私の修正を上書きした!」なんてストレスを感じることもないので、精神衛生上もよいですよ。笑
今後の改善点としましては、デザインの手戻りを少なくするように、もっとConfluence上でモックアップについて議論できればよいと思います。ブランディングのナレッジがたまり、チームで共有できます。
プロジェクト管理ツールJIRAを活用できるのは開発プロジェクトだけではないんです。Webサイト管理など、タスクやナレッジを共有する必要があるなら、JIRA+Bitbucket+SourceTreeの活用を検討してみてはいかがでしょうか?
30日間の評価ライセンスで、ぜひお試しください。
お見積は、お問い合わせフォームからご依頼ください。