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犬杜inumori
こんにちは、プリセールスの犬杜です。
今回は、ちょっぴり難しいけど、とっても便利な Confluence の「Page propertiesマクロ」を紹介します。
「Page propertiesマクロ」は、「Page properties reportマクロ」と併せて利用します。
具体的には、Page propertiesマクロで、個々のページにプロパティを設定して、Page properties reportマクロでプロパティ情報付きのページ一覧を表示します。
使い方は、本ブログの後半で説明するとして、まずは利用例から見ていきましょう。
活用例1:社員紹介
この例では、社員に自己紹介ページを作ってもらい、各社員の自己紹介ページを一覧で表示しています。
【自己紹介ページ】
【自己紹介ページの一覧】
一覧の見出しには、自己紹介ページで設定した項目の中から任意の項目を選んで表示することができます。
また、ページ名のリンクから自己紹介ページを表示したり、指定した項目で一覧をソートしたりできます。
活用例2:ドキュメント作成の進捗一覧
この例では、TempoTimesheet(Tempo社が開発したJのAdd-on)の英語版マニュアルの和訳の進捗状況を一覧で表示しています。
【各マニュアルのページ】
【マニュアルのページの一覧】
JIRAを使っている場合、課題で進捗を管理しても良いのですが、Confluenceのページにレビュー担当や進捗状況などの情報を埋め込んでおくと上での コンテンツの整理が容易になります。
Page propertiesマクロマクロの使い方
ここから、マクロの使い方について記載します。
冒頭に書いた通り、Page propertiesマクロの設定は少し難しいですが、順を追って見ていくと問題なく設定できると思います。
まず、一覧に表示する個々のページを作ります。
- Confluenceで「作成」ボタンをクリックして、ページを編集モードで表示します。
- 編集メニューバーの「➕」をクリックし、プルダウンから「その他マクロ」を選択します。
- Page propertiesマクロを検索し、ページに挿入します。
- ページプロパティマクロ内にテーブルを追加し、見出に任意のプロパティ項目を設定します。
以下の例では、プロファイル欄にProfile pictureマクロを設定して、プロファイル画像を表示するようにしています。
- 任意のラベルを設定します。
- 「保存」ボタンをクリックして画面を閉じます。
続いて、個々のページを一覧表示するためのページを作ります。
- Confluenceで「作成」ボタンをクリックして、ページを編集モードで表示します。
- 編集メニューバーの「➕」をクリックし、プルダウンから「その他マクロ」を選択します。
- Page properties reportマクロを検索し、ページに挿入します。
- Page properties reportの設定で、個々のページに設定したラベルを指定します。
あとは、お好みでオプション項目を設定してください。
社員紹介の例では、マクロのオプションで以下の設定をしています。
タイトルコラム見出し | 氏名 |
---|---|
表示する列 | プロファイル,動物占い,特技,目標,みんなに一言 |
Page propertiesマクロでは、ステータスマクロ、Profile pictureマクロなどのマクロや画像をプロパティ値として設定できます。
Page properties reportマクロを使った一覧で、コメントやマクロから取得した情報などを表示している場合、一覧に大量の情報を表示するとマクロの読み込みでエラーになることがあります。
その場合は、一覧の表示件数を減らすなどの対処が必要です。
ページプロパティマクロに設定するような情報が無く、指定したラベルが貼られたページの一覧を表示するだけの場合、Content Report Tableマクロを利用してください。
Page propertiesマクロ、いかがでしたか?
ページにラベルを設定することにより、ドキュメントの整理が容易になります。
ドキュメントの整理にお困りの方は、是非ラベルとマクロを活用してみてください。
最後に
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