りっくまのお便り投稿シリーズJira編7: Jiraのコンポーネント機能で担当者を自動割り当てっクマ!

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南澤 華代Hanayo Minamisawa

南澤 華代

こんにちは。リックソフト ヘルプデスク担当の南澤です。

今回も リックソフトブログで一番人気?!の りっくまのお便り投稿シリーズ をお送りします。
このシリーズは、技術知識があまりなく、Jira初心者の新米プロジェクトリーダーのりっくまくんが、弊社ヘルプデスクへ悩みを相談しながら成長していく物語です。

今回は、りっくまくんからヘルプデスクにこんなお便りが届きました。

クマ語が多いので、一言でりっくまさんのやりたいことを言うと、「課題の依頼内容に応じて担当者を自動的に割り当てしたい」ですね。
りっくまさんが言う通り、管理者が課題の内容を読んで、依頼内容にあった担当者を割り当てして・・・という作業がなくなるととても楽ですよね。
Jiraのコンポーネント機能をうまく使うとこの面倒な作業が省略できます。

Jiraのコンポーネント機能とは

コンポーネントは、プロジェクトをさらに細分化して分類したいときに利用します。
製品、課題の難易度、業務の種類など、何を基準に分けるかはユーザーが決められます。

ただ分類したいなら、課題タイプやカスタムフィールドやラベルを使えばいいのでは?という意見もありそうですが、コンポーネントだとコンポーネントごとに既定の担当者を決められるという違いがあります。
コンポーネントの詳細については、以下のAtlassianドキュメントに記載されています。

コンポーネントの管理

コンポーネント機能を使って管理してみよう

コンポーネントの設定

それでは実際にコンポーネント機能を使ってみましょう。
りっくまさんの運営するプロジェクトは「食べ物購入プロジェクト」で、食べ物の種類によって買い物担当が分かれています。

お買い物担当
  • 野菜
  • 肉魚
  • 穀物
  • 乳製品
  • おやつ
  • その他

コンポーネントを設定してみましょう。
コンポーネント名(食べ物の種類)とコンポーネントリーダー(買い物担当者)をそれぞれ指定します。既定の担当者では「コンポーネントリーダー」を選択します。

コンポーネントを設定

コンポーネントをすべて設定できました。

コンポーネントをすべて設定できました

コンポーネントが入った課題を作成してみる

食べ物購入の課題をコンポーネントを含めて作成してみましょう。
コンポーネントを「肉魚」に指定して課題を作成します。

コンポーネントが入った課題を作成

「肉魚」のコンポーネントリーダーの人が課題の担当者になりました!

コンポーネントリーダーの人が課題の担当者に

最後に

りっくまさん、こんな回答でいかがでしょうか?

「コンポーネント」は、開発者だけの機能ではありません。Jiraの機能をどう料理するのかは利用している人次第なのです。
こう使うのは間違い、正解というのはありませんので、自分のJiraを皆さん色に染めてどんどん使ってくださいね!

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