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夏橋 美佐 Misa Natsuhashi
こんにちは、夏橋です。
あっという間に肌寒くなってきましたね。毎朝何を着ようか悩んでしまいます。
さて、今回は先日行われた第35回 Atlassian User Group(ユーザー会)にて弊社の樋口がWorkatoについて登壇させていただきましたので、そのレポートをお送りします!
タイトルは「Workatoを使ってJira、Slack、Salesforce、Atlassian Marketplaceの連携を自動化」です。
「Workato」を使うと誰でもかんたんに業務を自動化できちゃいます
今年6月より取り扱いを開始したWorkatoは、企業に点在するアプリケーションを連携させ、定型業務を自動化させることができるツールです。
連携可能アプリケーション数はなんと350以上!レシピと呼ばれる、メールのルールを作るような手軽な感覚で、連携したいアプリケーションを選択して、「トリガー」と「条件」、そして「アクション」を選択し作り上げていくイメージです。
なんと言っても最大の長所は「誰でもかんたんに自動化」ができること。
レシピの作成はドラッグ&ドロップやドロップダウンなどから次のアクションを選択することができ、プログラミングを書かなくても業務の自動化が実現できるのです!
リックソフトでの利用例 Atlassian Marketplace → Mailchimp → Slack
では、実際に弊社ではどのようにWorkatoを活用しているのかについて。
講演では3つの例をご紹介させていただきましたが、その内の1つは私が行った自動化案だったのでブログでもご紹介しちゃいます。
弊社はWBS Gantt-Chart for Jiraをはじめ、4種類のAppsをAtlassian Marketplace上で販売しています。
マーケティング担当(非エンジニア)の私は、製品評価開始ユーザーに対し、メルマガの配信を担当しています。以下が毎朝行なっていた作業です。
- Atlassian Marketplaceを確認し、製品の評価を開始してくれたユーザー情報を抽出しCSVで取り出す
- 取得したCSVをメルマガ配信ツールのMailchimpにインポートしメーリングリストに登録
- メーリングリスト追加記録をConfluenceにログとして記録
ご覧の通り、この1つの作業のために3つのツールを利用しており、そのツール間を繋げる作業は手作業で行なっていました。
マーケティング担当者であれば、利用しているツールは違えどこのような作業があるものではないでしょうか。
現在は、Workatoが毎朝決まった時間にAtlassian Marketplaceから特定のユーザー情報を取得し、Mailchimp上の指定したメーリングリストに入れ、何名がどの製品のメーリングリストに入ったかの記録を指定したSlackのチャンネルに出力してくれるようになりました。
よって、私が行う作業は毎朝SlackでWorkbotの通知を確認するだけになりました。30分かかっていた作業が1秒で済んでしまっています。
ちなみに、Atlassian MarketplaceとMailchimpへはREST APIで繋げているんです。
ここの設定は私には少し難しかったので樋口に手伝ってもらっちゃいました。(笑)
しかし、エラーが起こると自分でログを確認できたり、テストできたりするところは、運用の手間を省くことに繋がるのでは無いでしょうか?
セルフサービス自動化プラットフォームの効果
Workatoを使うとプログラミングなしで業務の自動化とサービス連携ができる
上記の例にもあるように、これはまさにプログラミングの知識や経験がない社員にとっては嬉しい特徴です。
公開されているレシピは流用できるようになっているので、他アプリケーションとの連携もしやすいです。
ユーザーが自主的に自分の業務の負担を減らすレシピを作成し、自分の作業を効率化ができ、さらに運用やエラーの調査などリカバリーもできます。
懇親会では、Atlassianユーザーの方々からたくさんの質問を受けていた樋口。
実際にお客様からのお悩みを聞き、Workatoではこうできますよ、とアドバイスさせていただくやりとりがたくさんありました。中には、「Workatoを使っているんだけど、アドバイスが欲しいです」という方もいらっしゃいました。
最後には、「ぜひWorkatoコミュニティを作って欲しい!」と言っていただいた場面もありました。
「まさにやりたいと思っているんですよ!」とすかさず樋口は返していました。
そんなWorkato、よかったらもっと学んでみませんか?無料セミナーを実施いたしますのでぜひご参加ください
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Workato製品についてはこちらをご覧ください。