Author
大貫 浩Hiroshi Ohnuki
0、環境
手順の前に今回使用した環境を整理します。
- JIRA 4.0.1 Enterprise - Standalone (Windows Installer)
- Atlassian Connector for Eclipse ver 1.3 2.0Beta
- Eclipse pleiades-e3.5
前提状態
- Eclipse pleiades-e3.5 がインストール済み
- JIRA 4.0.1 がインストール済みで リモートAPI呼び出しの応答 = オン
1、Atlassian Connector for Eclipseのインストール
1.Eclipseを起動し、ヘルプ > 新規ソフトウェアのインストール 画面の 追加ボタン を押し下記Atlassian更新サイトを追加します。
名前:Atlassian
ロケーション:http://update.atlassian.com/atlassian-eclipse-plugin/e3.4
2.全て選択します。
ただし Subversion統合用プラグインが2つ含まれているので環境に合わない方のチェックを外します。
ここではAtlassian Subclipse Integrationのチェックを外してます。
3.インストールを進めます。
2、Atlassian Connector for Eclipseを構成
1.Eclipseでタスク・リポジトリーを開きます。
a.ウィンドウ > ビューの表示 より
2.タスク・リポジトリーを追加します。
a.タスク・リポジトリーの追加 アイコンを押し、JIRA(3.4以降) を選択し、次へ を押します。
b.JIRAサーバーの設定を入力し、完了 ボタンを押します。
c.次にJIRAから課題を取得する条件、もしくは保存フィルターを指定します。
EclipseからJIRAの保存フィルターが作成できます。
単純なフィルターならEclipse上から作成できますが、複雑なフィルターはJIRAのJQL(JIRA Query Language)を使って作成します。
自分が使いやすいフィルタをWebブラウザインターフェイスで事前に作成しておくと良いでしょう。
d.タスク・リポジトリーが正しく構成できるとタスク・リストに課題が表示されます。
3、タスク(課題)操作とソースの紐付け
1.タスク(課題)を開きJIRAタブからJIRAの殆どの操作ができます。
2.コンテキストタブにてタスクと関連リソースを紐付けると、タスク選択で関連リソースのみを表示できます。
a.タスク(課題)の コンテキストタブ を表示し、プロジェクト・エクスプローラーから関連リソース(Javaソースや設計資料、テストデータなど)を選択し、タスク(課題)の 要素 に追加します。
b.プロジェクト・エクスプローラーの アクティブ・タスクにフォーカス を押します。プロジェクト・エクスプローラーにはアクティブ・タスクと紐付けられたファイルのみが表示されます。何も紐付けられてないと以下のよにプロジェクト・エクスプローラーには何も表示されません。
c.コンテキスト付きでコミットします。
d.コンテキスト情報はJIRAから添付ファイルとして見えます。
トラブル・シューティング
Mylyn JIRA Connectorとのコンフリクト
過去にEclipse MylynサイトからMylyn JIRA Connectorをインストールしたことがあると、コンフリクトが発生し以下のエラーが発生することがあります。
Mylyn JIRA Connectorを無効化してからインストールしてください。
Eclipseのサイトには以下のように書かれています。
The Atlassian JIRA connector can be installed from the update site below.
It is a drop-in replacement for the Mylyn JIRA connector.
If the latter is already installed it will be disabled and replaced by the Atlassian JIRA connector during the installation.
It is not necessary to uninstall the Mylyn JIRA connector.
小川さん、捨て身のテストThanksです。