Author
大貫 浩Hiroshi Ohnuki
JIRA Subversion Pluginを使った JIRA4とSubversion とEclipseの連携を紹介します。本記事ではJIRA4とSubversionの連携がメインになります。EclipseとJIRAの連携はAtlassian Connector for Eclipseを使用した別の記事に書きます。
0、環境
手順の前に今回使用した環境を整理します。
- JIRA 4.0.1 Enterprise - Standalone (Windows Installer)
- JIRA Subversion Plugin 0.10.5.2
- Eclipse pleiades-e3.5
前提状態
Eclipse pleiades-e3.5とJIRA 4.0.1がインストール
正確に言うと、今回使用した JIRA Subversion Plugin は弊社で作成した日本語対応版です。
テスト版ですが評価したい方は本ブログにコメントを書き込んでください。需要があれば公開します。
1、ダウンロード
必要なファイルをダウンロードします。
- atlassian-jira-subversion-plugin-0.10.5.2.jar (94 kB)
- svnkit-1.2.1.5297.jar (1.68 MB)
- trilead-ssh2-build213-svnkit-1.2-patch.jar (245 kB)
嬉しいことに無料です。
2、コピー
JIRA4のWEB-INF/libにそのファイルをコピります。
3、Subversionリポジトリを設定
JIRA4を起動して JIRAの管理コンソール→Subversionリポジトリ からSubversionリポジトリを設定します。
4、課題作成とソースコミット
JIRA4から課題を作成し、課題キー(PRD-10)を確認。EclipseからSubversionへソース等をコミットするときにこの課題キーPRD-10をコミットコメントに含めます。
ファイルを右クリック→チーム→ヒストリー で見るとこんな感じです。
5、インデックス間隔の設定
1時間待ちます:)待てない人は JIRAの管理コンソール→サービス からインデックス間隔を3分にします。
6、できた!
3分後に課題PRD-10を見るとSubverionタブにコミットコメントとソースファイル等が見えます! Eclipseから入力したコミットコメント です。そして ソースファイルがリンク になってます。そう、上記3でViewVCやFishEyeとの連携を正しく設定するとリンク先に飛んでけます。
最後に
上の画面を良く見ると課題キーもリンクになってます。コミットコメントに複数の課題キーを使った説明を書くと開発者側から課題管理者へうまく情報を伝えられそうです。
また、開発者はAtlassian Connector for Eclipseを使うことでEclipseからJIRAの殆どの操作を実行できます。これによりソフト開発者はEclipse、課題管理者は軽いブラウザ(JIRA+ViewVC/FishEye)を使えばよくなります。