Author
大貫 浩Hiroshi Ohnuki
みなさん Subversion 使ってますか?最近は Git や Mercurial といった 分散バージョン管理(DVCS) も流行ってきていますね。1社の中で複数のソースコード管理システム(SCM)を使うことも珍しくないようです。現在、私はソフトウェア開発環境をお客様と一緒に検討、構築するという仕事をしています。
近年、XPやスクラムといったアジャイル開発手法のコミュニティ活動も活発になり、実際にこのような手法を採用、試行する企業が増えています。そして、これらの手法をサポートするツールが注目されています。狙いは下記に述べるようなことが多いように思えます。
- 開発スピードの向上
- 見える化によるコミュニケーション向上
- 少数開発者でもツールをうまく使い効率化
- 残チケットやCIテスト結果による出荷可能状態の可視化
また、お客様側のツール選定、運用担当の方は、他社がどのようなツールを使い、どのように運用しているのかも気になるところでしょう。私が良く聞かれる質問の1つです。以下はGoogle Insights for Search で主要キーワードの検索量(日本、過去2年)を調べてみた結果です。実は他国と比べると日本での CI ツールの利用は非常に低くなっています。CI サーバー導入の敷居は高いですが、上手く使っている人たちはこれにより効率を上げています。
OSC2011 Tokyo/Springにてアトラシアン社と共同出展を行い、「アジャイル開発ツール三種の神器(SCM、BTS、CI)」というセミナーとブース出展を行います。CIサーバーの話もしたいと思ってます。多くの方とソフト開発環境について情報交換したいと思っています。
ぜひ、OSCで会いましょう!