Author
渡辺 裕美Hiromi Watanabe
成長するデジタルマーケティング市場によって、それをささえるマーケティングツールが急増しています。自社にとって最適なツールとは何か?なかなか選ぶのは難しいですよね。
今回はマーケティングチームの業務を効率化するためのツール活用に焦点を絞ってタスク管理、情報共有、便利ツールなどのご紹介をさせていただきたいと思います。
マーケティング活動はWebサイトの運営から、イベント、メルマガ配信、ブログ投稿、SNS掲載など多岐に渡り、しかも企画、計画、実行、ふりかえり改善までの業務プロセスの可視化が重要です。
また、チームの作業進捗を把握し、チーム内の情報共有を迅速に漏れなく行い、納期まで持っていく必要があります。
マーケティング活動の生産性を向上させるためには、タスク管理やナレッジの蓄積と活用などに対応できるマーケティング支援ツールが必要になってきます。
そこで当社で利用しているアトラシアン製品群などのツールの活用方法をご紹介していきたいと思います。今回は、Jira SoftwareとWBSガントチャートによるマーケティング活動のタスク管理方法をご紹介します。(今回は月毎に区切って進めてみたいと思います。)
まず、プロジェクトマネージャーは、月のマーケティング活動の作業を分解し階層構造化して、やるべき作業を明確化します。WBSは、タスクを漏れなく洗いだし、重複も防ぐことができるのが利点です。
- WBSガントチャートで課題を作成します。
右クリックでコンテキストメニューから簡単に課題を追加していくことができるので、便利です。
- 作業時間の開始日と終了日、を設定します。
- 担当を割り当てます。
- その作業がどれくらいの割合を占めるかを入れていきます。
- リソースの状態を見てみましょう
赤の部分が100%を超えてしまっている部分ですので、担当者を変えたり、終了日を変えて作業割合を調整していきましょう。 - これで、完成です。
マネージャーの了承を得たら、ベースラインを引きます。
6月の活動スコープが明確になったところで、チームメンバーに情報を共有します。
今回は最初からWBSで課題を作成しましたが、毎月作業項目が決まっているのであれば、大項目部分だけでもテンプレート化しておいて、
使い回せば、さらに作業が効率化できます。
テンプレート作成方法はこちらマーケティング活動のスケジュール作成部分をご紹介しました。
WBS ガントチャートの使い方ドキュメントはこちら次回は、チームメンバーが実際にカンバンボードを使って作業を進める方法と進捗状況の把握についてご紹介したいと思います。
Jira SoftwareやWBSガントチャートをお試しされたい方には30日の無料評価ライセンスを発行します。
リックソフトまでお気軽にお問い合わせください。
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